家づくりの楽しみの一つであるクロス選び。クロスには沢山の種類があり、いざ各部屋のクロスを決めようとすると悩んでしまう方も多いはず。

今回は、そんな時に参考にしたい、アクセントクロスと実例をご紹介。
インパクトのあるハイセンスな柄のクロスは、メインの部屋には使いにくくてもトイレやウォークインクローゼットの中、子ども部屋や主寝室に採用して、楽しまれている方もたくさんいらっしゃいます。

センス良く取り入れて、みなさんも「壁」を楽しんでみませんか?

ボダニカルを楽しむ、女性らしい繊細なクロス

自然やたくさんの植物に囲まれて暮らしたい。そんな希望を叶えてくれるのがボタニカル柄のクロスです。
女性らしい繊細な柄からインパクトのあるカラフルなクロスまで、選んだボタニカル柄によって印象が全く異なります。

ボタニカルなクロスのいろいろ

エレガントな花柄の輸入クロスは、BOTANICAL BOTANICAの繊細な花柄。
ウィリアム・モリスの「ピュアモリス・コレクション」 の「Pure Willow Bough」。
ウィリアム・モリスのデザインの中で最も愛されるデザインのひとつ。
ウィリアム・モリスのブラックトーン。
モリスが好んだ英国の花、ブラックトーン(リンボク類)の花やスミレがデザインされています。

どう取り入れる?ボタニカルの事例

繊細なボタニカルで女性らしい可愛らしい寝室に

先程紹介したピュアモリスの 「Pure Willow Bough」 を採用した寝室。ホワイトを基調とした明るく可愛らしい印象の部屋にまとまりました。

こちらのお部屋では、カーテンにもピュアモリスの「いちご泥棒」を採用。合わせることが難しい、柄×柄でも同じテイストの淡いトーンを掛け合わせることで、調和した空間となっています。

こちらがピュアモリスの「いちご泥棒」
ウィリアム・モリスの数多いデザインの中でも、不動の人気を誇るデザインのひとつ 。

動物を大胆にクロスで取り入れて

動物柄と聞くと、子どもっぽいイメージをされる方が多いかもしれませんが、選ぶものやカラー、取り入れ方によって、様々な顔を見せてくれます。

北欧のような印象になったり、インパクトのある印象的なものであったりと、大胆で遊び心あるクロスが数多くあります。

動物柄クロスのいろいろ

猫のシルエットが並ぶクロス。
シンプルなカラーと猫をシルエットにしているので、子どもっぽくなりすぎず飽きません。
こちらはウサギ。
ウサギのシルエットにドットや花柄など様々な柄やカラーを取り入れています。
淡い印象で取り入れやすさがありながら存在感を十分に発揮してくれます。
大きなクジラのクロスをまるで一枚の絵画のようにしたお住まい。
なんとこちらのクジラ、横幅263㎝という驚きの大きさ。
kata kataという松永武さんと高井知絵さんによる、
オリジナルの染布を制作しているユニットの作品をクロスにしています。

どう取り入れる?動物クロスの事例

インパクト大!だけど、かわいい!大きな「くまさん」が迎えるトイレ

まさか、トイレにこんな大きな「くまさん」がいるなんて。ホワイトを基調としたシンプルなトイレにセンス良く「くまさん」のクロスを採用したこちらのお住まい。これならお子様も喜んでトイレに行けそうですね。こちらを見る「くまさん」の表情が何とも言えません。

こちらのクロスも先ほど紹介したクジラと同じ、kata kataさんの作品をクロスにしたものです。

モノクロで動物柄を取り入れてみる

モノクロのフクロウが並ぶこちらのクロス。トイレに配置された丸い鏡と手洗い器ととてもマッチしています。

よく見ると、様々な種類のフクロウがこちらを見ています。モノクロなら柄物でもシンプルですし、空間を引きたててくれます。

他にも個性的でおしゃれなクロスがたくさん

星形のペンダントライトと合わせたのは、 モロッコ風模様のクロス。
ウォークインクローゼットの中が一気に明るくなります。
様々な形のリボンが並べられたクロス。
淡い色を掛け合わせており、取り入れやすい色合い。
女の子のお部屋にいかがでしょう。
ビタミンカラーのドットが元気をくれるクロス。
アンティーク柄が個性的なクロス 。
家具と合わせると、まるでおとぎ話に出てくるような部屋に。

いかがでしたでしょうか。
種類も豊富で気分が明るくなるようなクロスがたくさんありますね。シンプルなテイストが好きな方でも、工夫して取り入れれば、満足すること間違いなし。お好みのクロスを探して楽しんでみてはいかがでしょうか。