先日、新宿中央公園にて開催された都市型アウトドアイベント「東京アウトサイドフェスティバル」に行ってきました!アウトドア、アクティビティ、ワークショップ好きに人気のイベントです。

今回初出店の、平成建設の職人によるワークショップ「netsugi workshop」。「netsugi(根継ぎ)」とは、新旧の材を強くつなぐ、古来から用いられている継ぎ手のひとつ。平成建設の職人が建築を通じて培った知恵や工夫を、地域の方々や次世代へと伝え、さらに人と人との繋がりを育む場所になれるよう願いが込められているそうです。

今回の出展は、その願いの通り、湘南地域で開催されている「辻堂ローカルマーケット」での出展がきっかけで実現したそうで、「netsugi workshop」の活動を通して様々な人とのつながりが育まれているようです。

さて、今回の「netsugi workshop」のブースでは、箸づくりが体験できました。好きな樹種を選び、鉋で好みの細さ・形に削っていきます。

このような棒状の木を削っていきます。私は大工さんに相談し、削りやすいという「栂(ツガ)」を選びました。

大工さんに教えてもらいながら鉋掛けをしていくうちにコツを掴み、次第に鉋屑がシュッシュとリズミカルに出てくるとたちまち楽しい気分に。

好みの形に削れたら、紙やすりで整え、オイルを塗って仕上げていきます。

箸がぴったりと収まる箸箱は、スタンプを押し、オイルを塗って、好きな柄の紐を合わせて完成。箸の細さが左右で違ってしまいましたが、自分で一生懸命に削って作った箸への愛着はひとしおとなりました。

また、お子さまの参加者が多く、頼りになる大工さんたちが優しくサポートしていました。みんなとっても楽しそう!大人たちも真剣です。

さらに新宿という場所がら、外国の方の参加も多くあり、 今回のワークショップはいつも以上に多様な参加者となったようです。中には翌日のキャンプにさっそく持っていくというご家族も。

「この箸づくりを通して、みなさんに鉋を使ってもらいたかったという気持ちもありました。木の繊維によって削れ方が変わる感覚や、うまく削れたときの感動をみなさんにも味わっていただけたと思います。これからも道具を通じて木と触れ合う楽しみをお伝えしていきたいと思います。」と「netsugi workshop」の運営メンバーであり、自身も大工の大山さん。(写真中央)

エコである上に手作りのマイ箸は注目の的になることでしょう。「netsugi workshop」で木と触れ合い、人と触れ合う楽しい休日を過ごしてみては。


〈関連サイト〉

netsugi公式サイト https://netsugi.jp/

平成建設公式サイト https://www.heiseikensetu.co.jp/

〈netsugi workshopお問い合わせ〉

平成建設 世田谷支店(担当:相馬)

tel:03-3426-1100